大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
【 sleeping・asleep・sleepy 】
sleeping と asleep はともに「寝ている」という意味で使えます。大きな違いは 名詞を前から修飾できるかどうか です。
sleeping は 名詞を前から修飾できます。
asleep は名詞を前から修飾することができません。
寝ている赤ん坊
( ○ ) a sleeping baby
( × ) an asleep baby
sleepy は「眠い、眠そう」 なので、「寝ている」という意味の単語ではありません。
I feel sleepy.
(眠たい)
これを踏まえて、次の問題を見てください。
次の選択肢の違いを考えてみよう。
Refresh yourself with a cup of coffee when ( ).
1. sleepy
2. asleep
3. sleeping
4. sleep
《解くpoint》
似た意味の形容詞
問題文は「コーヒーを飲んで気分転換しなさい」とあるので、「寝ている」ときにコーヒーを飲むわけではないので、2. asleep、3. sleeping、4. sleep は全て間違い選択肢になります。
「眠たいときは」とすればよいので 1. sleepy が正解選択肢です。
Refresh yourself with a cup of coffee when sleepy.
(眠たいときはコーヒーを飲んで気分転換しなさい)
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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