大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
【 as ~ as + 数字 】
数字 の直前に as ~ as を置くと 数字を強調する ことができます。
as ~ as + 数字 という語順になります。
as many as ten books
( 10冊もの本)
as many as が ten を強調しています。「10冊」が「多い」 という意味合いで強調しているので「たくさん」を意味する many を使って as many as ten books となります。
as many as 数字 「〜もの」
as much as 数字 「〜もの」
as few as 数字 「〜しか」
as little as 数字 「〜しか」
as far as 数字(距離) 「〜も遠く」
as early as 数字(時間・年代) 「〜も早く・〜も昔に」
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。
次の選択肢の違いを考えてみよう。
( ) 300 people attended the lecture.
1. So much as
2. As much as
3. So many as
4. As many as
《解くpoint》
① as ~ as + 数字
空所の後ろに 300 と数字があることに注目しましょう。
数字を強調するのは as ~ as なので、so ~ as になっている1 と 3 は間違い選択肢になります。
300 people と 可算名詞の複数形 が続いているので much ではなく many を使うので 4. As many as が正解選択肢になります。
As many as 300 people attended the lecture.
( 300人もの人がその講義に出席していました)
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
---|