大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
【 倍数 + the 名詞 of A 】
「 A の …倍 〜 だ 」という場合は … times as ~ as A や … times ~er than A と表しますが、… times the 名詞 of A と表すこともできます。
< the 名詞 of A で使える名詞 >
the size of A「Aの大きさ」
the length of A「Aの長さ」
the weight of A「Aの重さ」
the height of A「Aの高さ」
the depth of A「Aの深さ」
China is twenty-six times the size of Japan.
(中国は日本の26倍の大きさです)
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。
次の選択肢の違いを考えてみよう。
The dog was twice as large as the cat.
= The dog was ( ) the cat.
1. two times so large as
2. twice size of
3. twice the size of
4. twice the size as
《解くpoint》
① … times the 名詞 of A
「その犬はその猫の2倍の大きさだ」は twice the size of で表すことができるので 3 が正解になります。
1. two times so large as は so が間違いです。
2. twice size of は the が不足しているので間違いです。
4. twice the size as は as が間違いです。
The dog was twice as large as the cat.
= The dog was twice the size of the cat.
(その犬はその猫の2倍の大きさだ)
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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