大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
【 倍数 + as ~ as 】
「 A の …倍 〜 だ 」という場合は … times as ~ as A や … times ~er than A と表します。
He earns twice as much money as I do.
(彼は私の2倍お金を稼いでいます)
He earns three times more money than I do.
(彼は私の3倍お金を稼いでいます)
< 倍数 を表す語句 >
twice「2倍」
three times「3倍」( 3倍以上は 数字 + times )
half「半分」
one-third「3分の1倍」
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。
次の選択肢の違いを考えてみよう。
Your car is ( ) as mine.
1. more expensive ten times
2. expensive as ten times
3. ten times as expensive
4. ten times less expensive
《解くpoint》
① 倍数表現
選択肢にはすべて ten times「10倍」 があるので「あなたの車は私の車の10倍値段が高い」となるので ten times as expensive as となる 3 が正解になります。
Your car is ten times as expensive as mine.
(あなたの車は私の車の10倍値段が高い)
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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