【質問】中学(理科):二酸化炭素が多くなると、なぜ地球温暖化になるのですか?

〔質問〕
二酸化炭素が多くなると、なぜ地球温暖化になるのですか?
〔回答〕
大気中の二酸化炭素の割合が上がると、熱が(地球の)外に逃げにくくなります。
二酸化炭素には、「熱を逃しにくい」という性質があるためです。
そのため、大気が温められる(温室効果)こととなり、地球温暖化につながります。
〔詳細〕
大気中の二酸化炭素の割合が上がる原因として、
・石油や石炭などの化石燃料の大量使用
・森林の伐採(植物(による光合成)が減少し、二酸化炭素がなかなか減らなくなる)
が挙げられます。

二酸化炭素が増えると、温室効果によって地球温暖化が進むことになります。

温暖化

地球温暖化が進むと、南極の氷や氷河が溶けることにつながり、海水面の上昇がしてしまうかもしれません。
海水面が上昇すると、低い土地が海の中に沈んでしまうなどの被害が予想されています。

なお、北極の氷については、海水が凍って浮かんでいるものなので、溶けても海面の上昇はほとんどないと考えられます。
(南極の氷は陸地の上にあるため、溶けて海に流れ込むと海水量が上昇します)

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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