大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
【 be to do「〜することができる」 】
S be to do は ① 予定 ② 義務 ③ 意図 ④ 可能 ⑤ 運命 と5つ意味を持っています。be to 構文 という名前で習っているかもしれません。
今回は ③ 意図 「〜するつもり」 を扱います。
if S be to do ~ 「〜するつもりなら」
If you are to succeed, you should work harder.
(成功したいなら、もっと一生懸命働くべきです)
if SV ~ の中で使われた be to do は 「〜するつもり」 と 意図 を意味します。
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。
次の選択肢の違いを考えてみよう。
If you ( ) your dream, you must study harder.
1. are realized
2. to realize
3. are to realize
4. would be realize
《解くpoint》
① be to do
問題文は 「もし夢を実現するつもりなら」 と 「〜するつもり」 という意味を出したいので、if S be to do という形になる 3. are to realize が正解選択肢になります。
1. are realized は 受動態になっているので「実現させる」という意味にならないので間違いです。
2. to realize は be がないので間違いです。
4. would be realize は be + 動詞の原形 になっているので間違いです。
If you are to realize your dream, you must study harder.
(夢を実現するつもりなら、もっと一生懸命勉強しなければならない)
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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