大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
【 be to do「〜する予定だ」 】
S be to do は ① 予定 ② 義務 ③ 意図 ④ 可能 ⑤ 運命 と5つ意味を持っています。be to 構文 という名前で習っているかもしれません。
今回は ① 予定 「〜する予定だ」 を扱います。
S be to do ~ + 未来を示す語句
President is to come to Japan next week.
(大統領は来週日本に来る予定です)
is to come が next week と 未来を示す語句 と一緒に使われているので 予定「〜する予定だ」 を意味します。
文法問題では問題文に 未来を示す語句 があるのに、選択肢に will do や be going to do がなければ、be to do になっている選択肢を探しましょう。
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。
次の選択肢の違いを考えてみよう。
They ( ) meet their aunt at the airport tomorrow.
1. are to
2. are going
3. are being
4. will be
《解くpoint》
① be to do
問題文には tomorrow と 未来を示す語句 があることに注目しましょう。
2. are going は are going to であればいいのですが、to が不足しているので間違いになります。
4. will be は will be meet となり動詞の形が間違っています。will meet であれば正解です。
つまり、未来を表す will do や be going to do で正解になる選択肢がないので、be to do を探しましょう。すると 1. are to があります。They are to meet で「彼らは会う予定になっている」と 未来 を表すことができるので 1. are to が正解選択肢になります。
They are to meet their aunt at the airport tomorrow.
(彼らは明日空港で叔母に会うことになっています)
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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