大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
【 不定詞の否定 】
不定詞を否定する場合は to do の直前に not や never を置きます。
I am careful in order not to make careless mistakes.
(私は不注意な間違いをしないように注意している)
He was stupid never to follow my advice.
(私の助言に従わないなんて、彼は愚かだった)
特に覚えておくべき次の表現です。
in order not to do「〜しないように」
so as not to do「〜しないように」
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。
次の選択肢の違いを考えてみよう。
You have to be careful ( ) other people or block their path.
1. hitting not
2. to not hit
3. not hitting to
4. not to hit
《解くpoint》
① 不定詞の否定
be careful not to do「〜しないように注意する」 となるので、4. not to hit が正解選択肢となります。
2. to not hit は not の位置が間違っています。
be careful の後ろには to do が続くので、1. hitting not や 3. not hitting to は間違っています。
You have to be careful not to hit other people or block their path.
(他の人にぶつかったり、他の人の道を妨げたりしないように注意しなければなりません)
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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