【英文法】選択肢判別法:(53) 時・条件の副詞節ルール when と if の注意点

大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
 
【 名詞節をつくる when と if 】
when と if が 副詞節 をつくる場合は、未来のことを表していれば 動詞を 現在形現在完了形 にします。
 
Please call me when you arrive in New York.
(ニューヨークに着いたら電話してください)
 
ただし、whenif名詞節 をつくる場合は、未来のことを表していれば 動詞を will do にします。(こちらが普通の時制のルールです)
 
I don’t know when my father will come back.
(いつお父さんが戻ってくるかわかりません)
 
使い分けは次の通りです。
when「〜とき」・ if 「もし〜なら」副詞節
 
when「いつ〜か」・ if 「〜かどうか」名詞節
 
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。

次の選択肢の違いを考えてみよう。
I doubt if she (  ) tomorrow.
1. comes
2. came
3. will come
4. come

《解くpoint》
① 名詞節をつくる if
if she ( ) tomorrow は doubt の 目的語 になっていて 「彼女が明日来るかどうか」 となるので if は 名詞節 つくっている と判断ができます。よって動詞は will come になるので、3. will come が正解選択肢となります。
 
if の後ろだからとルールを考えずに 1. comes を選ばないように注意しましょう。
 
I doubt if she will come tomorrow.
(彼女が明日来るかどうかは疑わしい)
 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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