【英文法】選択肢判別法:(48) to do か doing か

大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
 
【 S V to do と S V doing 】
動詞によって後ろに to do をとる動詞もあれば、doing をとる動詞もあります。入試問題でよく狙われるのでしっかり覚えておきましょう。
 
< S V to do >
「これから〜する」「積極的に〜する」「1回〜する」 という意味をもつ動詞と to do は相性がいいです。
decide to do「〜することを決める」
expect to do「〜すると思う」
hope to do「〜したい」
mean to do「〜するつもりだ」
intend to do「〜するつもりだ」
promise to do「〜するつもりだ」
manage to do「なんとか〜する」
pretend to do「〜するふりをする」
afford to do「〜する余裕がある」
fail to do「〜し損なう」
refuse to do「〜するのを拒む」
 
< S V doing >
「〜している・〜すでにした」「消極的に〜する」「何度も〜する」 という意味をもつ動詞と doing は相性がいいです。
finish doing「〜するのを終える」
give up doing「〜するのを諦める」
deny doing「〜したことを認めない」
admit doing「〜したことを認める」
put off doing「〜するのを延期する」
postpone doing「〜するのを延期する」
mind doing「〜するのを嫌がる」
avoid doing「〜するのを避ける」
practice doing「〜する練習をする」
enjoy doing「〜するのを楽しむ」
suggest doing「〜しようと提案する」
consider doing「〜することを考える」
imagine doing「〜するのを想像する」
 
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。

次の選択肢の違いを考えてみよう。
1. intend to buy many souvenirs
2. deny to buy many souvenirs
3. avoid to buy many souvenirs
4. suggest to buy many souvenirs

《解くpoint》
① 後ろに続くのが to do か doing か
選択肢には intend, deny, avoid, suggest が使われているので、それぞれの動詞の後ろに続く形を考えましょう。
 
intend の後ろには to do が続くので、1. intend to buy many souvenirs が正解選択肢です。
 
deny, avoid, suggest はすべて後ろに doing が続くので、2 ~ 4 の選択肢は全て間違っています。
 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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