ノンフィクション小説:「下剋上受験」(桜井信一 著(産經新聞出版))

【内容】 小説
【対象】 中学生、高校生、保護者 〔レベル〕特になし
 

※ 以下はターンナップによる書評です。

【お勧めポイント】
・実際にあった中学受験物語
・受験というものを考えさせてくれる
・受験に対して前向きにさせてくれる

【コメント】
著者の娘さんの受験生活を描いたノンフィクション小説。最近教育格差が問題に取り上げられる中で、塾に行かずにお父さんと二人三脚で中学受験に挑んだ小学生の話を通して、受験するとはどういうことなのか、実際子供は人間的にどんな成長ができるか等、多くのことを考えさせてくれる一冊です。
周りが受験をするから自分も受験をするというような、流れに身を任せてしまった人に是非読んでもらいたいです。

また子供目線ではなく、保護者目線で書かれている小説なので、受験生の子を持つ保護者の方も勇気づけられるような内容になっています。私自身も教育業界の端くれに携わっている身として、受験とは何か、勉強することは何かなど多くのことを考えさせられました。

 
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