大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
【 否定文の付加疑問文 】
「〜ですよね」 という意味の文を 付加疑問文 といいます。
今回は 否定文 につける付加疑問文を解説していきます。
[否定文]S not V ~ , V S.
He isn’t a math teacher, is he?
(彼は数学の先生ではないですよね)
He isn’t と be動詞 + not を使っている場合は、カンマの後ろに be + S ? を置きます。
You didn’t break the window, did you?
(あなたは窓を割ってないですよね)
You didn’t break と don’t + 一般動詞 を使っている場合は、カンマの後ろに do / does / did + S ? を置きます。
He cannot read Japanese, can he?
(彼は日本語が読めないんですよね)
He cannot read と 助動詞 + not を使っている場合は、カンマの後ろに 助動詞 + S ? を置きます。
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。
次の選択肢の違いを考えてみよう。
1. You don’t know where I put it, didn’t you?
2. You don’t know where I put it, did you?
3. You don’t know where I put it, do you?
4. You don’t know where I put it, do we?
《解くpoint》
① 否定文の付加疑問文
各選択肢は You don’t know ~ と don’t + 一般動詞 が使われているので、カンマの後ろには do you ? を置きます。よって 3. You don’t know where I put it, do you? が正解選択肢になります。
1. You don’t know where I put it, didn’t you? は didn’t you? になっているので間違いです。
2. You don’t know where I put it, did you? は did you になっているので間違いです。
4. You don’t know where I put it, do we? は do we と 主語が you なのに、後ろで we が使われているので間違いです。
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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