大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
【 肯定文の付加疑問文 】
「〜ですよね」 という意味の文を 付加疑問文 といいます。
付加疑問文にはいくつかのパターンがあるので、1つずつ解説していきます。
[肯定文]S V ~ , V not S.
You are a college student, aren’t you?
(あなたは大学生ですよね)
You are と be動詞 を使っている場合は、カンマの後ろに be + not + S ? を置きます。
He moved out, didn’t he?
(彼は引っ越ししたんですよね)
He moved と 一般動詞 を使っている場合は、カンマの後ろに don’t / doesn’t / didn’t + S ? を置きます。
She will go to Japan next month, won’t she?
(彼女は来月日本に行くんですよね)
She will go と 助動詞 を使っている場合は、カンマの後ろに 助動詞 + not + S ? を置きます。
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。
次の選択肢の違いを考えてみよう。
1. You know a lot about it, do you?
2. You know a lot about it, don’t you?
3. You know a lot about it, are you?
4. You know a lot about it, aren’t you?
《解くpoint》
① 肯定文の付加疑問文
各選択肢は You know ~ と 一般動詞の現在形 が使われているので、カンマの後ろには don’t you ? を置きます。よって 2. You know a lot about it, don’t you? が正解選択肢になります。
1. You know a lot about it, do you? は do you? になっているので間違いです。
3. You know a lot about it, are you? と 4. You know a lot about it, aren’t you? は You know と一般動詞が使われているのに、カンマの後ろに are や aren’t と be動詞 が使われているので間違いです。
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
---|