大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
【 cannot help doing 】
cannot help doing で 「〜せざるを得ない・どうしても〜してしまう」 という意味です。
I couldn’t help laughing.
(笑わずにはいられなかった)
cannot help の直後は doing になります。
( この help は「避ける」という意味です。よって avoid doing と同じように help doing になるわけです )
同じ意味で cannot but do という表現もあります。
I couldn’t but laugh.
(笑わずにはいられなかった)
cannot but の直後は
( この but は「〜以外」という意味です。cannot と助動詞の後ろは 動詞の原形 です )
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。
次の選択肢の違いを考えてみよう。
1. couldn’t help join
2. couldn’t help to join
3. couldn’t help and joined
4. couldn’t help joining
《解くpoint》
① cannot help doing
cannot help doing の形になっている 4. couldn’t help joining が正解選択肢です。
1. couldn’t help join は help の後ろが joining になっていないので間違いです。couldn’t but join なら正解になります。
2. couldn’t help to join は to join になっているので間違いです。
3. couldn’t help and joined は and joined になっているので間違いです。
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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