【英文法】選択肢判別法:(27) come to do と become to do

大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
 
【「〜するようになる」】
「〜になる」は become と連想する人が多いと思いますが、「〜するようになる」 を表すのは come to do であり、become to do と表すことができないのです。
 
(○) I came to know him in Osaka.
(×) I became to know him in Osaka.
(私は大阪で彼と知り合いになった)
 
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。

次の選択肢の違いを考えてみよう。
1. became to know the fact
2. came learning the fact
3. has known the fact
4. learned the fact

《解くpoint》
① 「〜するようになる」
1. became to know the fact は become to do の形になっているので、間違い選択肢です。
2. came learning the fact は come doing の形になっており、come to do の形になっていないので、間違い選択肢になります。
 
② 時制の違い
3. has known the fact と 4. learned the fact は、3が 現在完了形 で4 が 過去形 なので、問題文に 過去 を示す語句があれば 4. learned the fact が正解選択肢になり、過去 を示す語句がなければ 3. has known the fact が正解選択肢になります。
 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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