大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
【命令文】
命令文は 「〜しなさい」 という意味を持つ文です。
特徴は 動詞の原形 から英文を始めることです。
Wait a minute.
(ちょっと待ちなさい)
Be quiet.
【命令文の否定文】
命令文を否定文にする場合は最初に Don’t を使います。
注意点は be動詞 を使っている命令文でも Don’t を使う点です。
Don’t say such a thing.
(そんなことを言ってはいけません)
Don’t be late.
(遅れてはいけません)
Don’t の代わりに Never「二度と〜してはいけません」 を使うこともできます。
Never say such a thing.
(二度とそんなことを言ってはいけません)
Never be late.
(二度と遅れるな)
【 Let’s を使った命令文 】
Let’s + 原形 で 「〜しましょう」 という意味になります。
Let’s meet on Sunday.
(日曜日に会いましょう)
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。
次の選択肢の違いを考えてみよう。
1. Don’t afraid
2. Don’t be afraid
3. Haven’t afraid
4. Not be afraid
《解くpoint》
① 命令文の否定文
命令文の否定文は Don’t もしくは Never を用いるので、3. Haven’t afraid と 4. Not be afraid は間違い選択肢になります。
1. Don’t afraid と 2. Don’t be afraid ですが、afraid は 形容詞 なので 1. Don’t afraid は間違い選択肢になります。
よって、2. Don’t be afraid が正解選択肢になります。
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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