【英文法】選択肢判別法:(17)常に複数扱いの名詞

大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
 
【常に複数扱いの名詞】

単語には複数形の -s がついていないけれど、複数扱いになる名詞があります。
 
police「警察」 people「人々」 cattle「牛」
 
(○) The police are investigating the murder.
(×) The police is investigating the murder.
(警察はその殺人事件を調査している)
 
< police の注意点 >
police は「警察」ですが、「警察官」は a police officer と表します。
 
< people の注意点 >
「人々」という意味の people は複数扱いですが、a peoplepeoples となっていれば「国民・民族」という意味になります。
 
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。

次の選択肢の違いを考えてみよう。

1. The police is
2. The police are
3. The police was
4. The police has been

《解くpoint》
① police は複数扱い
police は複数扱いなので、1. The police is / 3. The police was / 4. The police has been は全て間違い選択肢となります。
2. The police are が正解選択肢となります。
 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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