大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
 
【不可算名詞】

英語の名詞には可算名詞と不可算名詞があります。
大学入試の文法問題では不可算名詞がよく狙われるので、よく出る不可算名詞を覚えておきましょう。
 
<よく出る不可算名詞>
advice「助言」 information「情報」 furniture「家具」 baggage「手荷物」 luggage「手荷物」
 
<不可算名詞の特徴>
(1) 複数形にならない
(2) 冠詞 a / an や数字が付かない
(3) many / few / several が付かない
 
(1)~(3)に該当している選択肢はすぐに消しましょう！
 
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。

《解くpoint》
① 不可算名詞 furniture
1. few furniture は不可算名詞 furniture に few が付いているので間違いです。
3. many furnitures は、many が付いているのと、複数形になっているので間違いです。
4. several furnitures は、several が付いているのと、複数形になっているので間違いです。
2. a lot of furniture が正解選択肢です。( a lot of は不可算名詞にも使えます )