【英文法】選択肢判別法:(14)最上級の強調

大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
 
【最上級の強調】
最上級[ the ~est ]の直前に muchby far を置くことで、最上級を強調することができます。
 
much + the ~est ・ by far + the ~est 「ダントツで〜」
 
(例)
This is by far the best car I have ever seen.
(これは私が見た車の中でダントツですばらしい)
 
【最上級と使う very の注意点】
最上級と使う very は位置に注意しましょう。
 
(○) the + very + ~est「まさに、本当に〜」
(×) very + the ~est
 
(例)
This is the very best dictionary.
(これがまさに一番良い辞書です)
 
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。

次の選択肢の違いを考えてみよう。
1. by far the best
2. very the best
3. highly the best
4. more the best

《解くpoint》
① 最上級と使うby far と very
1. by far the best は[ by far + the ~est ]の語順なので正しい選択肢になります。
2. very the best は very の位置が間違っています。the very best であれば正しいご順になります。
3. highly と 4. more は最上級と使わないので間違い選択肢になります。
 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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