| 〔質問〕 官僚とはなんですか？ 衆議院の中に野党と与党がいるのですか？ |
| 〔回答〕 まず、国の仕事というのは、立法（法律を作る。要は国会）、行政（実際に政治を行う）、司法（裁判をする（法律通り行われているかのチェック））の３つに分かれます。 そのうち、行政のところが具体的には外務省とか文部科学省などのことで、官僚とは一般的にはこの省や庁の職員のことを指します（もう少し広い範囲を指すこともありますが） 関係者間の調整を行ったり、諸々の事務手続きを行ったり、また法案を作ることもあります（その後国会で審議） 衆議院や野党・与党については、立法に関することです。 国会には話し合いの場が大きく２種類あって、それが衆議院という場と参議院という場です。ここで国会議員たちが議論をしているわけです。 その国会議員については選挙で選ばれるわけですが、実際には個人単独で戦う（無所属）というのはまれで、多くは政党というグループに属して集団で選挙戦を戦います。具体的には自民党や民進党というのがそれです。 というわけで、衆議院や参議院では実際にはグループ分けがなされていることになりますが、そのうち、過半数を占めているグループを与党、それ未満しかないものを野党と呼びます。 具体的には、「自民党は（多数派なので）与党」、「民進党は（少数派なので）野党」という言い方です。 国会の決議というのは主に多数決で行われますので、過半数を占めているグループは自分たち主導の下で法律を通して政治を行うことができる、という特徴があります（悪く言えば、自分たちの思うとおりに動かせる） |
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