〔質問〕 エッセンス熱力学問題28について 「A、B内には気体がnモル入っていて、加熱器αから熱を与えるとピストンはなめらかに動きBの体積はV0/2となった。この間、冷却器βで熱を奪い、B内の温度はT0に保たれている。気体の定積モル比熱をCvとし、α、β以外は断熱材でできているものとする。 A内の気体の内部エネルギーの増加はいくらか。」 若干省きましたが、こういう問題がありました。回答には定積変化という前提で説明されているのですが、どうして定積変化なのですか?定積モル比熱が与えられているので、確実に定積変化なんでしょうが、ピストンによって二つの空間に分けられていて、それが熱によって移動するのだから体積は変化していて、むしろ定圧変化だと思ったのですが、どうして定積変化になるのでしょうか。A+B全体の体積が変わらないからでしょうか。 |
〔回答〕 こちらの問題は、A,B全体としての体積が変わらないため「定積変化」として考えています。 ⊿UA=n・Cv・⊿T となっているのは、Bが等温変化しているので、⊿UB=0 となり無視できるから、ということでいいと思います。 (物理基礎の範囲外になりますので、こちらで回答とさせてください) |
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