【質問】英語:目的語での動名詞と不定詞の違いがわかりません

〔質問〕
動名詞と不定詞の違いがわかりません。
例えば、なぜ
I want to play baseball. は良くて
I want playing baseball. はダメなのかです。
また、I like to play soccer. と I like playing soccer. の場合はどちらでも意味が変わらないからどっちを使ってもいいなど、いまいち理解できません。
〔回答〕
目的語に不定詞をとるか動名詞をとるかは、動詞のもつ性質と関係しています。
 
不定詞は名詞的用法で使われた場合、動詞のもつ「動き」や「状態」のニュアンスが残っている(動的)特徴があります。
さらに to という単語が「到達点」→「これから」という意味を持っているので、to do という形で「これから〜する」という意味が出てきます。
 
want の場合、「〜を欲しい」ですよね。want a pen なら「ペンが欲しい」。つまり、「まだペンを持っていない」という前提があるということです。
よって、want to play baseball は「まだ野球をしていない」状態で「これから野球をしたい」ということを表したいので、「これから〜する」という意味を持つ不定詞が目的語にきます。
 
動名詞は動詞を使っているのですが、動詞のもつ「動き」や「状態」のニュアンスはあまり残っておらず、名詞としてのニュアンスが強い形です。
(前置詞の後ろに動名詞はこれるが、不定詞はこれないというのはこの理由です)
よって Ving という形は「静的」な意味を持ち、そこから「すでに〜した」という意味が出ます。なので want と相性がよくないので、want Ving とは言えないのです。
 
もう少し発展させると、
不定詞は「動的」な意味から「積極的」という意味を持ち、対して動名詞は「静的」な意味から「消極的」という意味を持ちます。
特に押さえるべきは動名詞の「消極的」意味合いで、mind(嫌がる)、avoid(避ける)、give up(諦める)、などと共に使います。
 
ただし、質問をしてもらった内容にもある通り、like など両方をとれてしまう動詞もたくさんあります。
両方をとれる動詞に関しては、上記で述べた不定詞と動名詞の違いはほとんど意識されて使われていません。
 
頭の中を整理するには、不定詞の名詞的用法も動名詞も基本は同じであるということを前提に、違いが生じるところだけそれぞれの形の違いを意識して覚えるようにしましょう。試験などでは動名詞のみ目的語に使われる動詞のほうが狙われやすいので、動名詞から覚えるのをおすすめします。

 

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