【質問】歴史:墾田永年私財法に関連して

〔質問〕
墾田永年私財法により貴族や寺院が開墾していき自分の土地を広げていこうとしますよね。初期荘園には税金を払わないといけない義務がありますが墾田永年私財法が出る前も、貴族や寺院は税金を払っていたのでしょうか?
また浮浪した農民などが貴族・寺院に逃げ込んできますが貴族は国司などをしているはずなのにそのような農民を訴えることをなぜしなかったのですか?
〔回答〕
以下、回答いたします。このあたりの内容でお願いします
 
>墾田永年私財法が出る前に、貴族や寺社が税を納めていたのか
貴族は税を納めていたようです。(寺社は不明)
班田収授法がありましたので、租庸調などの税がありました。
とは言っても、貴族は優遇されて調・庸や兵役が免除されていたようです。
 
>なぜ貴族は逃げ込んできた農民たちを訴えなかったか
納税が減免されている中央の貴族などは、農民たちから土地を寄進してもらい、そこを農民たちに耕作させて「得をする」ことができたようです。現代でいうところの、一種の節税に当たるかと思います。

 

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