世界史用語:彩陶文化(さいとうぶんか)

前5000~前3000年頃にかけて、中国の黄河中流域で栄えた古代文化。
彩陶と呼ばれる、彩色された陶器が使用されていた。
(補足)
中国文明の発祥地の1つとされる、中国北部地域の新石器時代の文化。
人々は、主に農耕を営みながら、狩猟、漁労、家畜の飼育も行っていたとされる。
家畜に関しては、比較的小型な、犬やニワトリ、豚などが飼育されていたと見られる。

また、氏族や部族単位で共同体を形成し、黄河流域の肥沃な土地を利用して生活していた。

遺跡としては、仰韶(やんしゃお)や半坡(はんぱ)が代表的。

彩陶は彩文(さいもん)土器とも呼ばれ、植物、動物、幾何学的な模様など、多様な文様が色彩豊かに描かれており、当時の人々の生活や信仰、芸術性が反映されている。
彩陶文化の遺跡からは、他にも、石器、骨器、木器など様々な生活用具や、住居の跡、墓地などが発掘されている。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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