大学入試で出題される英文法問題は単元がランダムで出題されるため、自分で問われている単元を見極める力が要求されます。
問われている単元を見極めるポイントは「問題文の空所の位置」と「選択肢」です。ここでは「選択肢」の判別法を皆さんに身に付けてもらい、短時間で的確に英文法問題を解けるようになりましょう。
【前置詞】
前置詞は必ず 名詞 とセットで使います。
前置詞 + 名詞
The book on the desk is mine.
(机の上の本は私のものです)
【接続詞】
まず接続詞は 等位接続詞 と 従属接続詞 の2種類あります。
等位接続詞は and / but / or / nor / for / so / yet です。
従属接続詞は when / if など等位接続詞以外の接続詞です。
ここで注目するのは 従属接続詞 です。
従属接続詞は S V ~ とセットで使います。
従属接続詞 + S V ~
If it is fine tomorrow, we will go on a picnic.
(明日晴れなら、私たちはピクニックに行きます)
これを踏まえて、次の選択肢を見てください。
次の選択肢の違いを考えてみよう。
1. although
2. in spite of
3. without
4. because of
《解くpoint》
① 後ろに続く形
1. although「〜だけれども」は 従属接続詞 なので、後ろに S V ~ が続きます。
2. in spite of「〜にもかかわらず」 3. without「〜なしに」 4. because of「〜なので」は 前置詞 なので、後ろに 名詞 が続きます。
つまり、
問題文の空所の後ろに S V ~ があれば 1. although が正解選択肢になります。
問題文の空所の後ろに 名詞 があれば、問題文の意味を考え、2, 3, 4 の中から正解選択肢を1つに絞りましょう。
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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